AKAI リバースカセットデッキ GXC-730D です!
コンポ・カセット初のリバース録再機構を搭載したステレオカセットデッキ。発売は1976年で、当時の価格なんと99,800円!!
GXC-730Dでは、往復で同一のヘッドを使用し、カセットテープを反転せずにヘッドをシフトさせ、同時にトラックの切換えを行っています。これによりヘッドの特性や時間的ロスなどの問題を解決しています。
ヘッドブロックは、前後左右の動きの誤差を追放したリニアモーション機構により規制しており、さらにヘッドのテープに対する垂直度(アジマス)も、それぞれの調整ネジにより固定しています。これにより往復の特性を均一化にしています。
また、ヘッドの摩耗、特に片減りによる特性劣化については、優れた耐摩耗性を誇るGXヘッドを使用することで対処しています。
テープの方向切換えには、バイ・カウンターキャプスタンドライブ方式で対応しています。
この方式は、常に反対方向に回転する2組のフライホイールとピンチローラーにより構成されているため、一定方向で再生中にも、反対方向のプレイレバーを押すだけで、即座に定速スピードでテープが送り出されます。
また、使用モーターや平ベルト、フライホイールなどの構成部品も、往復の走行特性を均一にする配慮がされた部品を採用しています。
録音レバーやプレイレバーは電源がoffの状態でもロックが可能なため、タイマーとの併用で留守録や目覚まし再生ができます。
なんとコンセントの部分が切れてしまっていましたので高値とはいきませんでしたが、買取りさせていただきました!
とにかく40年も前のものです!わたし生まれてない(笑)。逆に40年でこんなに技術が進歩していることを思うと、40年後さらにどうなっているのか楽しみでもありますね!
今日はとても珍しいものに出会えて驚きました!まだまだご依頼お待ちしておりますのでよろしくお願いいたします!